ニュース - 動物 - 人の視線を読み取るニシコクマルガラス - ナショナルジオグラフィック 公式日本語サイト(ナショジオ)

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辞書の話 コクマルガラス

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■ 2012-11-10

■ たまたま、開いた頁に鳥の絵があった。

■ で、こんなことが書かれていた。

a European bird.

something like a crow.

but small.

It can be taught to make sounds imitating human speech.

■ 絵がなければ、これって、九官鳥のことかな、と思うかもしれない。

■ 九官鳥は?

■ 和英辞典を開いてみた。

a hill myna

■ 今度は別の辞書で、・・・

myna

マイナ(東南アジア原産のムクドリのの類の鳥。ならせば九官鳥のように人まねをする)

→ grackle [Hind. maina]

■ ヒンドゥー語が使われる地域の鳥という感じかな、・・・

■ さらに、・・・

grackle

カラスに似たムクドリの類の鳥(人語をまねる。キュウカンチョウはこの一種)

→ starling

■ で、・・・

starling

ムクドリ(アジア、欧州に産し種類が多い。通例人家の近くに群居営巣し、飼育すればキュウカンチョウgrackleのように人語をまねる。)

■ なるほど、・・・

■ ところで、元に戻って、・・・

jackdaw

(英国に多い)小ガラス。(教会の尖塔などに巣を造りやかましい鳴き声と盗癖とで有名。また、人語をまねるのがうまいので飼われる。)

■ 小ガラス、即ち、コクマルガラスのことか。

■ 辞書というものは、個性が出ると、面白い。

■ 「盗癖」とは恐れ入った。

■ 「有名」なんですか。へえぇ〜

■ 野鳥図鑑には、普通、こんな面白いことは書いてない。

■ さて、ここで、・・・

■ Wikipedia にもあたってみようか、ということだ。

■ これも辞書だから、・・・

■ しかし、まあ、小さな汎用辞書とは違うかもしれないな、どうかな、・・・

■ ところで、コクマルガラスの「コクマル」とは何ですか、・・・

 

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