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カワセミと季語
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餌咥え 巣立ち促す 親心 遊水
2013年6月24日、12:48:22 吹田市・千里南公園
■ 2013-06-19
■ 俳句は有季定型を基本とする、ということであれば、まあ、それはそれでいい。
■ 決まり事というのは、過去の経験なりの積み重ねなのだから、・・・
■ 初心者が無駄に繰り返すことはないのだ。
■ 当サイトでは、カワセミの写真をたくさん撮っっている。
■ カワセミは留鳥で、夏でも冬でも、餌をとらなければ生きてゆけない。
カワセミや 雪降る池に 飛び込みぬ 遊水
■ だから、こんなことも、現実に、よくある。
■ しかし、歳時記を見ると、多くは、カワセミを夏の季語としている。
■ 季語となりそうな言葉で分類したら、カワセミの句は夏に多かった、というだけのことにすぎない。
■ 歳時記は、いわば過去のものだが、それを活かし、・・・
■ 現在そして未来に人は生きてゆく。
■ 俳句は有季定型でなければならない、ではない。
■ 今更、人と議論しようとは思わないけれど、・・・
■ 冬のカワセミの句を作る人が多くなれば、季語という制約から外れて、・・・
■ カワセミは本来の自由な姿になる。
■ 俺たちは夏にだけ生きているわけではない、と、カワセミは言わない。
■ 見れば分かることだ。
■ 人間どもが、どんな句を作ろうと、勝手にすればいいことで、・・・
■ カワセミにとっては、無関係なことだ。
■ 季語が先にあったわけではない。
■ カワセミは、俳句などが作られる以前、古事記にも見られるように、・・・
■ 太古の昔から生存し続け、ユーラシア大陸に広く分布している。
■ 水面すれすれに低空飛行する翡翠の色を爽やかと見るも、・・・
■ 冬の池で、さぞ寒かろう、と見るも、・・・
■ そして、それで駄句を捻ろうと、・・・
■ 鳥の気持ちも知らんと、人間が勝手にしているだけなのだ。
■ カワセミにとっては、ただ、生きてゆく邪魔をするな、ということだろう。
2012年2月20日 カワセミ