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空の意味
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■ 2013-08-31
■ いままで、何度か考えてみた。
■ もう一度考えてみよう。
■ まず、訳文を引用しておく。
形であるものが空の状態をもつものであり、
空の状態をもつものが形である。
知覚や
知識や
浄化の行や
識別も、
まさに同様である。
■ ここでは「色」という文字は使われていない。
■ 「形」、と表現されている。
■ この表現は、・・・・
およそ物理的現象というものは、すべて、実体がないことである。
およそ実体がないということは、物理的現象なのである。
■ この文章と比較して、言葉としては分かりやすいように思う。
■ 般若心経ではこういうことなのだろう。
■ ・・・、けれど、すこし離れて、・・・
■ 音の世界に応用する。
■ 音を「形」として表現するのは分かりにくいように思う。
■ しかし、まさに同様だ。
音即是空、空即是音。
■ 形より音の方が、「空」に似合うような感じだ。
■ 数限りなく作曲される。
■ 何もないカラの状態から、音楽は生み出される。
■ 空だから、様々な音楽が生まれる。
■ 音楽は空であり、空、すなわち、からっぽで何もないところで音楽があるから、音楽として聞こえるのだ。
■ 騒音の中では、音楽はかき消されてしまう。
■ 演奏が終わると空になる。
色即是空、空即是色。
■ 形、即ち、目で見ることのできるモノ、として、色、と表現したのか。
■ 見聞きすることのできるモノを「物理的現象」と表現したのか、・・・
■ 「実体がないこと」という表現は分かりにくい。
■ 「空」、即ち、「クウ」、「からっぽ」でいいと思う。
■ 映画、音楽、は人が作り出したものだから、・・・
色即是空、空即是色。
■ ・・・、と、とらえることは可能だろうが、・・・
■ 自分の目で見たものを「実体がないこと」という風には思いにくいのが人なのだろう。
■ ここにある。目で見ることもできるし、触ることもできる、そうしたものは「空」ではないと思ってしまうのだろう。
■ しかし、そういうことを問題にしているのではなく、・・・
■ とらえ方にも個人差がある。
■ だから、ひとつの見方だけが必ずしも正しくないよ、・・・
■ 別の見方もあるんじゃないの、・・・
■ 見方を変え、立場を変えてみたらどうなのか、・・・
■ 例えば、相手の身になっても考えられないですか、と、そういうことではないのだろうか。
■ いったん、からっぽにして、見直してみたらどうですか、・・・
■ そういうことなのかもしれない。
■ リセット、すると別の考え方もでてくる。