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素朴な疑問
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■ 2013-08-14
■ 日本経済新聞・朝刊に、A級戦犯、という言葉が用いられた記事があった。
■ 違和感を感じた。
■ 適当な解決方法がない場合、力による解決がやむをえないことがある。
■ 国家間では戦争となる場合がある。
■ しかし、
■ 歴史的に見て、アメリカの原子力爆弾の使用は、行き過ぎた力の行使であった、と思う。
■ そうした行為をなしたものが、他を裁くことができるのか、・・・
■ そういう行為をなしたものだから、無理やり裁いたということだろうが、・・・
■ A級戦犯、という言葉を無批判に用いることは、その裁判を肯定したことになる。
■ その軍事裁判自体の正当性はあったのか、・・・
■ また、一般的に、罪を償うとはどういうことか、・・・
■ 処刑された者は、それで責任を果たしたことになると思われる。
■ 軍事裁判が正当だったとは思えないが、結局、国として、それを受け入れた。
■ 軍事裁判で裁かれたのは、個々人であったが、単に個人ではなく国の責任者として裁かれた。
■ 即ち、日本の戦争責任が裁かれた。
■ 従って、国家としての日本は責任を果たしたので、もはや追求されるべきことはない。
■ ところが、・・・
■ A級戦犯という言葉を用いることで、・・・
■ 戦争責任は彼らにあり、自らにはないことにしようとしているかにみえる。
■ 個人的心情的にとらえている。
■ 日本は既に過去の責任を果たした、と、なぜ言えないのか、・・・
■ 追記、
■ 戦争責任は彼らにあるという気持ちの他に、・・・
■ 自分たちも被害者だという気持ちが、「戦犯」という言葉を使うことにつながっているようにも思える。
■ 国家間の問題と、日本国内の問題は別に考えなければならない。
■ 国家間では、・・・
■ 適当な解決方法がない場合、力による解決がやむをえないことがある。
■ これは相手がある限り、今後も、変わりないことだ。
■ やむをえない、ことの理由づけ正当性を客観的に明確にしななければならない。
■ もちろん、そうした事態を極力避けなければならない。
平和ニ対スル罪 即チ、宣戦ヲ布告セル
又ハ布告セザル
侵略戦争、
若ハ国際法、条約、協定又ハ誓約ニ
違反セル戦争ノ
計画、準備、開始、又ハ遂行、
若ハ右諸行為ノ何レカヲ達成スル為メノ
共通ノ計画又ハ共同謀議ヘノ参加。
■ 今なお、裁かれていないのは、非戦闘員の一般人を無差別に大量殺害した、原子力爆弾を使用した人たちだと思われる。