秋山駿

+

+

+

+

+

喜びは無欲の上に

+

ホーム | 上へ


■ 2013-10-17

■ 昨日は、寒かったので早めに帰宅した。

■ で、続きを読んだ。

内部の人間、---中原中也の場合---  / 秋山駿著・無用の告発

■ 改行が少なく、ベタで文字が続くと読みにくい。

■ が、おや、と思ったので、書き出してみよう。

「人が詩を愛さないといふことは、人が純粋を愛さないといふことに似ている。

純粋を愛さないといふことは、やさしさがないことに似ている。

やさしさを愛さないといふことは、利己的だといふことに似ている。

利己的だといふことは、野蛮であるより、

土台生きていて何の喜びもないことに似ている。

喜びというものは、無欲の上に成り立つ」

■ 中原中也の日記から引かれた文章か、・・・

■ これを読んで、どこかで聞いたことがあるな、と思った。

■ ちょっと、書き換えてみよう。

優しいということは純粋を愛することだ。

利己的であれば、生きていて何の喜びもない。

喜びは無欲の上に成り立つ。

■ ちょっと、似ているかな、と思っただけだけれど、・・・

■ レイモンド・チャンドラー << ハードボイルド

■ プレイバックの、無欲な、探偵・フィリップ・マーローの姿が頭に浮かんだ。

チャンドラーA


■ ついでに、・・・

中原中也 - Wikipedia

小林秀雄 (批評家) - Wikipedia

Science Talk 意味は理解する人間の内部にあるのではなく環境に、外部にある Chap.1

 

inserted by FC2 system