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レイモンド・チャンドラーF
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■ 2013-09-13
■ 植草甚一の本には、本や著者などの名があふれるほどなので、読むのが大変だ。
■ ミステリーの原稿は夜中に徹夜で書こう、に、マーロウ最後の事件、について書かれている項目があり、・・・
>> 探偵小説を読みながら、ごくたまに、翻訳のほうが原作より面白いんじゃないかなと思うことがある。
・・・
>> 稲葉明雄の翻訳は目がたしかでイマジネーションがゆたかだからクッキリとしてくる。
>> それで冒頭に書いたような気持にになった。
■ ・・・、とほめている。
■ その、稲葉明雄訳・レイモンドチャンドラー著・マーロー最後の事件、の解説に、・・・
>> ハードボイルドという言葉の定義はたいへん難しい。
>> ショーにいわせると、それは、作家の文体ではなく、登場人物の性格を示すものだった、のである。
>> 各種スラング辞書のなかでは、ウェントワース、フレクスナー編の「アメリカ俗語辞典」の記述が詳しいので、引用してみよう。
感傷のない、したたかな、シニカルな、他人の感傷ないし意見に無関心な、厳格な、・・・
そして、語源については、・・・
■ 原文は、先にもあげたが、・・・ >> ■ レイモンド・チャンドラー
without sentiment
tough
mean
callous
not sentimental
cynical
unconcerned about the feeling or opinions of others
■ これだ。
■ 自己の判断によって、冷静に自己の立場で行動すること、ということだろう。
■ 文体としては、読者におもねることなく、要らぬ修飾語など用いないで事実に基づくなど、客観的視点で、記述すること。